【ゆく年くる年】監督からのメッセージ

今年も残すところ、あと一日となりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

昨年は「新型コロナウイルス」という、目に見えない新たな脅威に世界中がおびえ、手探りしながらの生活を強いられました。

そして今年、そのコロナと一緒に生活していくという新たな生活様式にシフトしていきました。

引き続き手探りしながらではありましたが、オリンピックも開催され、スポーツのすばらしさを改めて感じたのではないでしょうか。

とくに我々としては、ソフトボールと野球がともに金メダルを獲得したことで大いに盛り上がりました。

また一方、スケボーをはじめとする斬新で柔軟な価値観に感心・感動もしました。守りに入らず、攻める。失敗を恐れずにチャンレンジする。若いアスリートのゴン攻めの精神に、「スポーツって楽しむものなんだ」という原点を見た気がしました。

そして、メジャーリーグでの大谷翔平選手の大活躍。なんでしょう、彼は。非の打ち所がない、というのは彼のための言葉でしょうか。野球に取り組む姿勢、身体、技術、なによりも人格者。かつハンサム・・・完璧です。見習いたいです。

と、スポーツネタは他にも事欠きません。こうして書きながら振り返ると、いまだに感染対策などの制限がある中でも、いろんな出来事があった一年だったのですね。やっぱりこの世界は捨てたもんではありません!

 

さてさて、前置きがだいぶ長くなりましたが、今年はゆうかりソフトにとっても、大きな転機となった年だったのではないでしょうか。

昨年末から、部員がひとりふたりと入団してくれて、いま、10人のチームになりました。少しずつ入団の”輪”が広がるにつれ、チームの”和”も重なってきました。

そんなこんなの2021年を振り返るメッセージを、下田監督にいただきましたので、ご一読ください。

 

以下、下田監督より

 

「和は力なり」はチームのスローガンですが、今年ほどその言葉の大切さを見に染みて感じた年はなかったように思います。

 

辞書を引くと、和には一般的に知られている、仲良くする、争わないこと、なごやか、などの意味ともう一つ、合わさる、混じる、あえる、という意味もあるようです。

まさにこの、合わさる、混じる、といった意味こそが力の源のように思います。

 

昨日まで面識はあったが話した事のない子供達や我々大人が、週末の僅か二日間でソフトボールを通してまさに合わさり、混じり合い、それが大きな力となってチームを前へ前へ進めてくれた一年でした。

それには、チームメンバーやご父兄、指導者の方々、他チームの皆さん、OB、OGやそのご父兄、そして何より地域で支えていただいている多くの方々が、合わさり混じり合って「和」をなし、子供達の健全育成と我々大人達の地域の大切な交流の場を造りあげてくれた賜物です。

 

年末に昭和的な堅い話しをしてしまいましたが、もうすぐ2021年も終わろうとしています。

 

来る2022年はもっと合わさり、混じり合って、仲良くおだやかな年になりますよう、祈念して年末のご挨拶とします。  

 

2021年大晦日

ゆうかりソフトボール

下田 寛樹