<第3戦目(準決勝):古ヶ崎SKさん>
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | R |
ゆうかり | 2 | 4 | 4 | - | - | 10 |
古ヶ崎SK | 0 | 0 | 2 | - | - | 2 |
さあ、午後からの決勝トーナメント。準決勝の相手は古ヶ崎SKさん。
この試合も先攻のゆうかり。二番ミナトがレフト前ヒットで出塁すると、すかさず盗塁。
そして三番ユウが、右中間へホームラン!
幸先よく2点を先制出来た。
さらに2回表、今度はミナトがセンターへのホームラン!さらにさらに続くユウも、二打席連続のホームランをかっ飛ばし、4点を追加。
そして3回表、ミナトに二打席連続のホームランが飛び出すなどして、この回も4点を追加。
守っては、最終回に2点を失うものの、大量リードに守られ、なんとか古ヶ崎SKさんを振り切ることができた。
決勝戦に進出だ!
<決勝戦:竜房台さん>
なぜでしょうか。竜房台さんとの試合には、初回にガツンとやられるデジャビュがつきまとう。
それを振り払うべく、静かなる闘志を燃やす。
しかし、そんな中の試合前のシートノック。うーん、いまいち気持ちがのってないように思える。
すかさず下田監督のゲキが飛ぶ。「おまえら、これじゃ竜房さんに勝てないぞ!ぼろ負けだぞ!」。
これは良いゲキだ。このゲキがなかったら、実際にぼろ負けだったかもしれない。
これで選手に少しスイッチが入ってたように思えた。
さあ、決勝戦どうなるか?! プレイボール!
1回表。先攻は竜房台さん。
一番打者は、俊足の好打者。要注意のバッターだったが、いきなりガツンとやられる。レフト線を抜けるホームラン。
・・・デジャビュがよみがえる。
続く二番打者は打ち取ったものの、三番打者にはライトに三塁打。さらにパスボールで失点。初回に2点を失ってしまう。
しかしその裏のゆうかり。一番・二番が倒れるものの、三番ユウが相手エラーで出塁。
二盗をこころみると、送球がそれて外野を抜ける間にホームイン!
ラッキーな1点が転がりこむ。嫌な失点のあとのラッキーな得点。これで雰囲気はイーブンに戻った。
2回表。この回の先頭打者をショート・ミナトがエラーで出塁させてしまうも、続く打者のショートゴロをうまくさばき、走者タッチからの一塁送球でダブルプレー。自ら取り戻したビッグプレー!
2回裏。流れをさらに呼び込みたいゆうかりだが、先頭のマサキがヒットで出塁するも、そのあとを三者三振で抑えられてしまう。
3回表のゆうかりの守り。マサキは二人の走者を許すも、得点を与えず踏ん張った。
するとその裏、1アウトから二番ミナトがライトへのヒットを放つと、相手不運もかさなりホームイン。同点に追いつく!
さらに、四番エイジが三塁打を放ち、この流れのまま一気に逆転と行きたかったが、さすがの竜房さんはそれを許してくれず、この回は同点どまり。だが、ムードは高まってきている。
がしかし、ゆうかりの守備にほころびが出てしまった。
4回表、2アウトまでこぎつけるものの、二つのエラーで出したランナーをそれぞれ返してしまい、2失点。
そして、4回裏は、三者三振にしとめられてゲームセット。
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | R |
竜房台 | 2 | 0 | 0 | 2 | - | 4 |
ゆうかり | 1 | 0 | 1 | 0 | - | 2 |
うーん、悔しい!!
しばらくぶりでベンチ入りして、しばらくぶりに「悔しいなあ」という感情が湧きおこった。
ただし、準優勝という形に残る結果を出せたことは良かった。
何よりも、この大会は、試合中の選手の掛け声などにも少し変化が見られた。
一言でいうと、「仲間を応援する」。そういう掛け声が増えてきたと思う。だから、雰囲気良く試合ができた。
やっぱり大会は選手を、そしてチームを成長させてくれますね。
山藤杯、良い大会でした。
お墓参りのご褒美を少しもらえたのかな。
ゆうかりの皆さん、今日の悔しさを忘れず、これから頑張っていきましょう。
もっと強くなれる!
森川