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大会レポート:山藤杯その②

<第3戦目(準決勝):古ヶ崎SKさん>

 

日付:2019年3月21日  場所:横須賀小
試合種類:山藤杯 対戦相手:古ヶ崎SK
TEAM
ゆうかり 2 4 4 - - 10
古ヶ崎SK 0 0 2 - - 2

 

 さあ、午後からの決勝トーナメント。準決勝の相手は古ヶ崎SKさん。

この試合も先攻のゆうかり。二番ミナトがレフト前ヒットで出塁すると、すかさず盗塁。

そして三番ユウが、右中間へホームラン!

幸先よく2点を先制出来た。

 

さらに2回表、今度はミナトがセンターへのホームラン!さらにさらに続くユウも、二打席連続のホームランをかっ飛ばし、4点を追加。

 

そして3回表、ミナトに二打席連続のホームランが飛び出すなどして、この回も4点を追加。

 

守っては、最終回に2点を失うものの、大量リードに守られ、なんとか古ヶ崎SKさんを振り切ることができた。

 

決勝戦に進出だ!

 

 

 

<決勝戦:竜房台さん>

 

なぜでしょうか。竜房台さんとの試合には、初回にガツンとやられるデジャビュがつきまとう。

それを振り払うべく、静かなる闘志を燃やす。

しかし、そんな中の試合前のシートノック。うーん、いまいち気持ちがのってないように思える。

すかさず下田監督のゲキが飛ぶ。「おまえら、これじゃ竜房さんに勝てないぞ!ぼろ負けだぞ!」。

これは良いゲキだ。このゲキがなかったら、実際にぼろ負けだったかもしれない。

これで選手に少しスイッチが入ってたように思えた。

 

さあ、決勝戦どうなるか?! プレイボール!

 

1回表。先攻は竜房台さん。

一番打者は、俊足の好打者。要注意のバッターだったが、いきなりガツンとやられる。レフト線を抜けるホームラン。

・・・デジャビュがよみがえる。

続く二番打者は打ち取ったものの、三番打者にはライトに三塁打。さらにパスボールで失点。初回に2点を失ってしまう。

 

しかしその裏のゆうかり。一番・二番が倒れるものの、三番ユウが相手エラーで出塁。

二盗をこころみると、送球がそれて外野を抜ける間にホームイン!

ラッキーな1点が転がりこむ。嫌な失点のあとのラッキーな得点。これで雰囲気はイーブンに戻った。

 

2回表。この回の先頭打者をショート・ミナトがエラーで出塁させてしまうも、続く打者のショートゴロをうまくさばき、走者タッチからの一塁送球でダブルプレー。自ら取り戻したビッグプレー!

2回裏。流れをさらに呼び込みたいゆうかりだが、先頭のマサキがヒットで出塁するも、そのあとを三者三振で抑えられてしまう。

 

3回表のゆうかりの守り。マサキは二人の走者を許すも、得点を与えず踏ん張った。

するとその裏、1アウトから二番ミナトがライトへのヒットを放つと、相手不運もかさなりホームイン。同点に追いつく!

さらに、四番エイジが三塁打を放ち、この流れのまま一気に逆転と行きたかったが、さすがの竜房さんはそれを許してくれず、この回は同点どまり。だが、ムードは高まってきている。

 

がしかし、ゆうかりの守備にほころびが出てしまった。

4回表、2アウトまでこぎつけるものの、二つのエラーで出したランナーをそれぞれ返してしまい、2失点。

そして、4回裏は、三者三振にしとめられてゲームセット。

 

日付:2019年3月21日  場所:横須賀小
試合種類:山藤杯 対戦相手:竜房台
TEAM
竜房台 2 0 0 2 - 4
ゆうかり 1 0 1 0 - 2

 

うーん、悔しい!!

しばらくぶりでベンチ入りして、しばらくぶりに「悔しいなあ」という感情が湧きおこった。

 

ただし、準優勝という形に残る結果を出せたことは良かった。

何よりも、この大会は、試合中の選手の掛け声などにも少し変化が見られた。

一言でいうと、「仲間を応援する」。そういう掛け声が増えてきたと思う。だから、雰囲気良く試合ができた。

 

やっぱり大会は選手を、そしてチームを成長させてくれますね。

山藤杯、良い大会でした。

お墓参りのご褒美を少しもらえたのかな。

 

ゆうかりの皆さん、今日の悔しさを忘れず、これから頑張っていきましょう。

もっと強くなれる!

 

森川