今年のシーズンの始まりを告げる大会・山藤杯。
小金地区中心の8チームが参加するシーズン最初の大会です。毎年、参加チームは他チームの今年の戦力が気になる様子が垣間見える独特の雰囲気の大会。
さあ、今シーズン、プレイボール!
<第1戦目:ツインズさん>
ゆうかりは先行。
初回、シーズン最初の大会の第一試合目ということもあってか、動きが少し鈍い感じ。
ツインズ・エースのボールは、想像以上にスピードがあり8球で三者凡退。
一回裏、エース、マサキはコントロールに少し苦しみながら20球を投じるも、抑え所を抑えるさすがの投球。三者三振で切り抜けた!
二回表、先取点を取る方が主導権を握りそうな展開。エイジが右中間へのホームランで1点先制!!
しかしその裏、4番をサードゴロで抑えるも、5番四球、6番レフト前ヒットに続きワイルドピッチも重なってランナー2、3塁の大ピンチ。
続く7番にもノーストライク3ボールと悪い流れだったが、ここからエース・マサキが粘りの投球。8、9番を連続三振でピンチを切り抜けた。
三回表、裏は、両チームとも三者凡退。
四回表、追加点が欲しいところ。3番ユウがデッドボールで出塁。
続く4番ユイトの打球がフィルダースチョイスとなり1、2塁とチャンスが拡がる。
続くは5番エイジ…必死にファールで食らいつく中、意表を突いたダブル・スチールが成功…相手がもたつく間、ユウが貴重な追加点のホームイン。
エイジは粘った末、四球で出塁。すかさず果敢に二塁を陥れる中、またも相手のエラーを呼び込み、ユイト、エイジも生還。ノーヒットで3点の追加点を奪った。
四回裏、三番からの好打順。四回の追加点でマサキのピッチングも余裕が見られ、三者凡退で抑えた!ナイスピッチング!
今シーズン開幕戦の初戦。ヒットはエイジのホームランの1本だけだったが積極的な走塁で点を奪えた。
守ってはエース・マサキが被安打2本、7三振、58球の粘りの投球で、見事今シーズン最初の大会で初勝利!
<第2戦目 :大金平さん>
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | R |
ゆうかり | 0 | 0 | 4 | - | - | 4 |
大金平 | 3 | 0 | 1 | - | - | 4 |
先行ゆうかり。
一回表、ファーストストライクを積極的に振っていくも、大金平・エースの独特な投球にタイミングが合わずわすが7球で抑えられる。
一回裏、先頭打者は選球眼が良く、ボール球には手を出してくれずフォアボールを与えてしまう。すかさず二盗、さすがに足が速い。
続く2番は粘ってライト前のポテンヒットの1、3塁。1塁ランナーが二盗で2、3塁とリズム良い攻撃。
3番はショートゴロに抑えたが、続く4番には初球をレフト前に運ばれ2点の先制点を許してしまった。
その後、4番もすかさず盗塁。ワイルドピッチも続いてランナー3塁。
5番もセンター前ヒットで3点目。6番のショートゴロの間にランナー2塁。
ここで2塁ランナーが三盗を試みるもキャッチャー・ユイトが素晴らしい送球で三盗を封じた!ナイスプレイ!
このプレイは相手の勢いを止め、ゆうかりの反撃につながるビッグプレイだった!
二回表、この回、タケルが公式戦初安打!センター前ヒットで出塁するが後続が続かず無得点。
二回裏、マサキも好投し0点に抑える。
三回表、先頭打者、タクマが7球粘ってフォアボール。1番ユウタがショートゴロでタクマは二塁フォースアウトとなるも、続くミナトのところで、ワイルドピッチ。
足の速いユウタがすかさず二塁へ。
チャンスが拡がる中、ミナトがライト前にクリーンヒット!
二塁走者・ユウタが素晴らしいスタートでホームイン!
押せ押せムードの中、ミナトが二盗。3番ユウのセカンドゴロが内野安打となり2、3塁。
続く4番・エイジの場面は勝負どころ。エイジがファールで粘る。タイミングが合ってきた6球目、力強く振り抜く打球は右中間に飛び、逆転の3ランホームラン!
この回一挙に4点を奪うビッグイニングとなった。
三回裏、二番打者をファーストフライに抑えるも、三番打者にレフト前に運ばれ、1ヒット1エラー。ワイルドピッチも出て同点ランナーが3塁に進んでしまった。
試合時間50分のダイヤモンド形式では、50分経過した時点で表・裏が終了していない場合は 、その前の回の得点で勝敗が決まってしまうルール。
この時点で45分を経過。このままこの回が終わらなければ負けてしまうが…。
続くはピッチャーで強打者の4番打者。4球目がライト前に飛び同点。逆転ランナーが2塁まで進んでしまった。
この時点で1アウト、残り時間2分・・・
続く5番打者に打たれれば逆転負け。また粘られても時間切れで負け。
渾身のマサキの3球目はセカンド後方のフライ・・・セカンド・ユウタが大事にキャッチ!
ツーアウトとなるも時間切れ?と思ったところ、二塁走者が飛び出していて、そのまま二塁に送球でスリーアウト!
時間切れの負けを覚悟していたが、奇跡的に引き分けに持ち込むことができた。
チームのメンバーの熱い思いが通じた!
決勝トーナメント進出決定だ!!
戸野